機械語の手帳の使い方

戻る 命令動作表 ステート数表 データ集


命令動作表

 命令の動作及びフラグ変化を知りたい場合に使います。動作を知りたい命令を探すと、その命令の動作とフラグの変化が書いてあります。

 レイアウトの都合上、命令動作表と命令長/ステート数表ではIYレジスタに関する命令は省略されています。IXに関する命令をIYに読み替えて適用して下さい。

 表で使われている記号については命令長/ステート数表に凡例があります。

命令長/ステート数表

 命令コードのバイト数と、実行に必要なステート数を知ることができます。

 Z80のステート数は、ノーウェイトの場合とM1サイクルで1ウェイトの場合の数値があります。MSXでは必ずM1サイクルでウェイトが入るので、右側の数値を使います。

 R800のステート数はノーウェイトの場合とDRAM上で実行した場合のウェイトを含んだ場合の数値があります。DRAMで実行するプログラムでは右側の数値を使います。ただし、ページ境界に命令が配置された場合、ページ境界をまたいだメモリアクセスが発生する場合、ROMや外部のRAMにアクセスする場合のウェイトなど例外がありますので、必ずしもこの値のステート数で実行されるとは限りません。

HD64180命令について

 HD64180はZ80上位互換のCPUでVictorのMSX2に搭載されていたことがあります。命令動作表にはHD64180の命令も掲載しています。

その他

 誤りや不明な点を発見された場合はご連絡下さい。


戻る